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2024年12月25日
新年は着物で!
・着方
・美しい立ち居振る舞い
・コーディネート 等
・日時とレッスン内容は要相談
・2時間:¥30,000
2024年12月23日
レース着物って、見ていたより 着てみるとずっとステキ!
デザインも色合いもたくさん種類があって
コーディネートも刺繍の半襟やパールの付け衿、
帯留やレースの手袋を合わせたり
洋のテイストを自由に楽しめるよ。
紋織や紗織、絽など様々な生地があるように
レースもあっていいと思う!!
若い女子がレンタルで着ているイメージがあるけど
大人こそレースを着こなすにはGood アイテムかも!
とってもドレッシーな素材でしょ。
今回レンタル着物の市場調査もあって
レンタル店の仕組みを体験。なるほど、なるほど!
みんな着物を着てみたいのはもちろんの事
あっという間に非日常の世界観を味わうことが出来る。
レース着物の形はふつうの着物の形なので
私自身は日常的に着物を着ているから
着てしまえば体感的にはいつも通り。
コーディネート、もっと遊んでも良かったなって。
という事で学生たちと
「レースどっちがいい?パール付ける?髪飾りどうしよ~」
なんてキャッキャ言いながら
楽しくレース着物を体験したのでした 。
「柾木良子の京都で着物らいふ」より
♪今日の1曲♪♯Beyonce ♪LOVE ON TOP
2024年12月05日
お太鼓がじょうずに出来たとき、
自信を持って出かけることができますね。
お太鼓の形もさることながら
“帯の位置”もちょっと気にしてみると、、、
成人式など振袖の女性は胸高に帯を結び、
帯揚げもたっぷり見せて若く初々しい着つけ。
着物も着慣れてくると
帯の位置がすこし低くなって
着慣れて粋な感じにも見えます。
私も「楽そうに着てますね」とよく言われますが
実際 “楽”なのは帯の位置を下げるから。
(私に粋さはありませんが。。。
訪問着を着るようなフォーマルな場面は
なるべく高く。と意識しないと
つい普段は楽ちんな着方になっています。
着終わったら合わせ鏡で、
お太鼓とうしろ姿もチェックすると
安心して出掛けられますよ。
「柾木良子の京都で着物らいふ」より
2024年12月03日
純真な恋物語ですが過去に度々、
映画化やドラマ化されたので
ご覧になった方も多いかと思います。
*「爪の垢ほど」
ほんの僅かなこと。きわめて少量のたとえ。
主人公の民子を野菊と重ねたこのくだり
可憐な人柄を表わす描写がいいですね。
さて、映画はどなたの民子さんをご覧になりましたか~!
*著書「和のふるまい 言葉事典」では
映画化、映像化、舞台化された
文豪作品を中心に言葉探しをしました。
📕本の下には、
たれの部分に菊が織られている疋田絞り風袋帯
♪今日の1曲♪
民子さんを演じた一人
♯山口百恵さん ♪さよならの向こう側
2024年12月02日
著書の『和のふるまい 言葉事典』
~所作まで身にしみる 趣ある言い方〜は
明治・大正・昭和初期に活躍した文豪たちの作品を中心に
すこし古風な身体や心の動き、ふるまい言葉を収集しました。
どこに書かれているか分からない「言葉」。
ひたすら読みつづけ言葉を探す作業に約1年。
こちらの泉鏡花の作品にもたくさんの言葉が見つかりました。
文章自体が美しく、言葉なのか文章なのか。
表現に独特の世界観がありました。
こんな言葉があるのかな?と
国語辞典にも広辞苑にもなく造語もありましたが
言葉に注目した読み方もまた新しい発見でした。
「揉み手をする」など
*本の下の生地は能登上布の帯。
麻で織っているのでヒンヤリした肌触りが夏に最適
2024年11月30日
西陣織の見学へ。
大学の授業で毎学期、 学生たちと行っています。
帯を織る職人さんから
「1日に数センチしか織ることが出来ないこと、
1本の帯が仕上がるまで何カ月もかかること」など、
後継者不足や高齢化の現状もふまえ
作業を見た学生は、
卓越した技術が強く印象に残ったようです。
事前に教室で私が説明していますが…
百聞は一見に如かず、です。
京都の街は、
生きた教材がそこかしこにあり恵まれた環境ですね。
かくいう私も、 高校生のとき(京都市立銅駝美術工芸高校)
染織科の授業で、 川島織物さんへ見学に行きました。
緞帳や本つづれを織られていた光景は
今も眼に焼き付いています。
私自身も作品を織るときは デザインをもとに、
たて糸と横糸を染め、糸の長さを計る整経、
たて糸を上げ下げする綜絖と筬(おさ)に糸を通す。
横糸を杼(ひ)に準備する…など
かなりの時間と労力を要し やっと座って織り始めても
糸が切れたりすると心が折れそうになりながら「織」を学びました。
高校生でこの経験をしたことは
現在とても役立っています。
*写真は高校の実習室
「柾木良子の京都で着物らいふ」より
♪今日の1曲♪
その当時、織と向き合うとき イヤフォンから流れるのは
♯WhitneyHouston ♪Greatest Love Of All
「そよ風の贈りもの」原題:Whitney Houston
実習室を思い出す最高のアルバム!
2024年11月30日
街の景色が色付き始めると
春生まれの私ですが 深まる秋に心躍ります。
単衣の着物から 袷を身にまとったとき
身体にすこし重みを感じつつ、
秋の装いに変わっていくのが 嬉しいものです。
うっかり季節の柄を 着逃がさないように
四季の移ろいを感じながら
旬を大切にする着方は日本独特。
着物や帯に季節の模様が 描かれていなくても
帯揚げや帯締めといった小物で
季節感を取り入れるのも一つ。
インスタもファッション誌も 無かったその昔は、
自然界の色彩を着るものに 取り入れられることが
教養がありお洒落な人でした。
現代においても
景色に溶け込むように 楽しめると素敵ですね。
「柾木良子の京都で着物らいふ」より
秋草鴇色の付下げ 帯は花唐草文様の袋帯
*着物一式:私物 *着付け・コーディネート・ヘアメイク:全て本人
2024年10月24日
高校の授業が20年つづきました。
こんなに続くと思わなかった~!
“着物の魅力を知ってほしい” その一心で、
自分が着る喜びよりも、次世代に繋げることが喜びになり、
天職と思えるものが見つかった。
・・・地道で長い道のりになったけど。
若い人が着物を知らず大人になってしまうのは勿体ない。
足し算ひき算、ひらがなカタカナを学ぶように、
着物に慣れ親しんで欲しい。と、
教育機関で授業することに拘りました。
20年間で小学校から大学まで述べ7000人を指導。
大阪と東京の少年院へ慰問にも行き
現在の同志社大学とも繋がりました。
始めた当時は、
女優を辞めて東京から京都に戻ったばかりで
着物業界に知り合いも頼る人もいませんでしたが、
「今、私がやらなければ!」と持ち前の情熱&行動力で
母校の京都市立銅駝美術工芸高校にご縁をいただきスタート。
初日は高校生がどんな反応をするか、
緊張のあまり眠れなかったことを思い出します。
高校授業は、着物の魅力、京都で着物に携わる行事や人、
製造工程や職人さんの技があって着物が出来ること。
みんな熱心に耳を傾けて浴衣を着たら楽しそうで、
好感度な感想に手ごたえと励みに頑張れたのです。
京都市立美術工芸高校においては
歴代の校長先生と先生方のご理解とご協力のお陰で
継続して授業ができたことに感謝しています。
今年は同志社大学の学生が9人も手伝いに来てくれた!
これもホントに嬉しいこと♡↑と↓
2024年09月25日
京都市立高等学校 全9校に
著書『和のふるまい 言葉事典』を寄贈させて頂きました。
高校生たちへ
すこし古風な日本らしい言葉や日本の文化、
引用した文豪作品にも興味をもって
読んで貰えたら嬉しいです!
京都市教育委員会の稲田教育長へお渡しして
こちらの高等学校に届きます。(敬称略)
西京高等学校
紫野高等学校
堀川高等学校
日吉ヶ丘高等学校
塔南高等学校・開建高等学校
京都奏和高等学校
京都工学院高等学校
京都堀川音楽高等学校
京都市立美術工芸高等学校
京都市立図書館は購入してくださいました。
誠にありがとうございました。
2024年09月03日
「着こなし美ふるまい」講座in東京
主催者の京都きもの市場様のHPで
講座の模様が公開されました。
柾木良子先生の”目から鱗”な
「着こなし美ふるまい」参考資料は美人画!
https://kimonoichiba.com/media/column/1328/
京都きもの市場「きものと」掲載
著書『和のふるまい 言葉事典』から
言葉とふるまいの講座を各地で開催中。
※ブログは休止。インスタとFacebookは更新中。