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2025年03月30日

演題『ふるまいは 気持ちを変え 私らしさをつくる』
ある企業様の研修会で(9割が女性)お話させて頂きました。
宝ヶ池プリンスホテルにて。
私も仕事をする者として
今までの経験から学んだことの事例や
心掛けていること等お話しました。
「なりたい自分になるために」
私らしさのブランディングについて。
この日の参加者は約240名。
講演のご依頼を頂くとテーマはもちろんのこと
次に「何を着ようかな」っと考えます。
今回は着物の話はほぼ無しですが(笑)
大勢のときは後方の方にも見えやすいように
着物と帯は、
明るくはっきりした色を着るようにします。
細かい柄や淡い色は
遠目やライティングが強いとぼやけることも考慮して。
また会場の壁の色も確認して
後ろの色とかぶらないように配慮したり。
着ている物も
私らしさのブランディング。ですね。
「柾木良子の京都で着物らいふ」より
2025年03月29日

上村松園 生誕150年 大阪中之島美術館
内覧会に伺いました。

上村松園展は幾たびも観ていますし
画集や図録、著書など隅々まで何度見ても
気品とたおやかな美人画に心奪われます。
この美人画から学ぶことは多く
眼差しや口元の表情や指先まで行き届いた美しさ、
身体のしなりなど、なぜ美しいのか。
また小道具としての傘や団扇などの扱い方、
着物の着こなしにも着目して
「美人画に学ぶ 美ふるまいの会」を開催。
実践を交えながら探求してみたいと思います。
http://www.ko-sho-ji.jp/blog/archives/750
■日時:2025年4月5日(土)18時から20時ごろ
開場は17時30分〜(18時の入場まで境内散策できます)
■会場:興聖寺 (織部寺)
2025年03月22日
まなぶんか㏌京都駅ビル
2025年3月20日 開催しました。
「きものに親しむ体験コーナー」では

着物は代表して小学生の女の子に着てもらい
着付けながら着方のポイントや、
12mもある反物を広げてみると子供さんから
「長~い」と大きな声で驚く場面も!

お蚕さんの絹糸の作り方を説明してから
皆さんに繭玉を手に取ってもらいました。
なんとお蚕さんは約1キロも糸を吐いて
1反は約3000個必要と説明するとビックリされました。

柄には季節の移り変わりを目で見て肌で感じ
感性豊かに四季折々のお花や景色を描いたり、
幸せや長寿を願う吉祥文様を描くことがあること。
京都の文化は衣食住において
季節感を大切にする美意識がありますね。

そして京都を代表する京友禅や西陣織のつくり方も
分業制で多くの人の手で着物が完成すること。

最後は着物を着たときの独特の所作を
皆さんと一緒にやってみました。

会場には
京都の伝統工芸にまつわる18企業の
ワークショップが開催され
子供さんから大人まで沢山の方が
それぞれの体験コーナーを楽しまれた様子でした!
❖衣桁には私の振袖を掛けて。
2025年03月16日

これは、お蚕さん。ではなく
チョコレートで出来たお蚕さん。
大学の授業で「絹糸はお蚕さんが吐いた繭から出来てます」
と説明したら、群馬県出身の学生がくれました!
この学生のご実家も以前は養蚕農家だったそう。※下
お蚕さんリアル過ぎる〜😆
食べる勇気がないって言ったら
「目つむって食べたら美味しいですよ」って。
目つむって食べてみました。
もらっておいて何ですが…
キモカワ💕
※まめ知識
いま日本の養蚕が途絶えつつあり、
純国産絹糸は総需要量の1%以下となっています。
明治時代には、生糸が輸出の主要製品であったため、
世界一の生糸輸出国となり、群馬県を中心に生糸の生産に力を入れました。
群馬県富岡市の富岡製糸場が特に有名で2014年、
世界遺産として正式に登録されました。
2025年03月13日
『ふるまいは 気持ちを変え、私らしさをつくる』

某企業様240名の研修会で講演させて頂きました。
9割が女性という事もあり、
同じく仕事をする立場として
女優・モデル時代の経験で学んだ事例から
〈私らしさのブランディング〉について。
また普段から意識すれば身につく
〈ふるまい〉を紹介。
そして「着物文化」を伝えるにあたり
〈心掛けていること〉
・着物を愛し魅力を信じている
・私自身が明るく元気でいること
・伝えること・喜んで貰えることに、惜しまず努力する
など。
皆さま頷きながらメモと取ったり
とても熱心に聞いてくださる様子が伝わり
私も惜しみなく時間の限りお話させて頂きました。
色々な所でお話をする機会が増えましたが
着物のこと以外にも
私自身の経験から得たことや事例は
興味を持って耳を傾けて下さるような気がします。
「柾木良子の京都で着物らいふ」より
2025年03月10日
★イベントのお知らせ★

特別拝観中の4月5日、興聖寺では
着物研究家の柾木良子(まさき・りょうこ)さんに、
美人画について語っていただきながら
着物での美しい所作やポージングを教えていただく
「美人画から学ぶ 美ふるまいの会」を開催いたします。
柾木良子さんの着物姿は見とれる美しさですが、
「美しいキモノ」のプロモデルをされていた経験から、
ピタッと決まるのは当然のこととして、
〝静止画〟へ至る過程の仕草を眺めて惚れぼれします。
美人画のポーズをリアルに美しく再現しながら、
構図についても説明できるのは柾木さんの特許でしょう。
さらに、モデル時代に巨匠カメラマンによって撮影された
秘蔵の写真や、そのときのお話しなどもお聞かせいただきます。
着物を愛する人はもとより、
カメラマンやデザイナーさんなどにもおすすめです。
特別拝観の閉場後の夜のひとときに実施される、
特別感のあるイベントです。夜間の特別イベントの時にしか
見られないお庭のライトアップもこの日は楽しんでいただけますので
皆様お誘い合わせの上いらしていただけますと幸いです。
■イベント名 : 美人画から学ぶ 美ふるまいの会
■日時:2025年4月5日(土)18時から20時ごろ
開場は17時30分〜(18時の入場まで境内散策できます)
■会場:興聖寺 (織部寺)
京都市上京区堀川通寺之内上ル二丁目上天神町647
http://www.ko-sho-ji.jp/
◆アクセス 地下鉄→鞍馬口駅から徒歩約10分。
京都市バス→9番か12番で「天神公園前」バス停から徒歩約2分
■参加費:4500円 (入場料、御菓子代込み)
■申し込み方法:予約制、ご興味のある方は
akari.koshoji@gmail.comまたは
岡田のメッセンジャーまでお問い合わせください。
2025年03月02日

京都市立美術工芸高校の卒業式でした。
自分らしく夢を持って羽ばたいて下さい!
卒業おめでとうございます㊗️✨

この卒業生は銅駝で入学した最後の生徒さん。
2年生から新校舎に移転した学年です。
私が指導したのは彼らが1年生のとき
当時「これで銅駝美工での授業も最後か…」と
すこし寂しく思ったものです。
3年生になると見違えるほど成長して個性が増しています!

私達、銅駝美術工芸高校のときからシンボルだった
ロダンの銅像。現在も生徒を見守っています。
2025年02月21日
◆「まなぶんか」イベント情報
https://www.granvia-kyoto.co.jp/event/775/
◆開催日時 :2025 年 3 月 20 日(木・祝)
10:00~17:00(最終受付 16:30)
👘特別企画「きものに親しむ体験コーナー」
着物に親しむ体験コーナーを開催します。
着物の形や素材など、子どもから大人まで
見て触れて体験できるコーナーでお待ちしています!
👘開催時間:①11:00~ ②14:00~
👘特 典 :和装着用でご来館いただいたお客様には、
当日ワークショップ会場にて使用できる
¥500 チケットを 1 枚プレゼント(当日受付でご購入の方)
◆開催場所 :ホテルグランヴィア京都 5 階宴会場「古今の間」
◆主催
西日本旅客鉄道株式会社 (JR西日本)
京都駅ビル開発株式会社
株式会社ジェイアール西日本ホテル開発
2025年02月18日

着物を仕立てたとき真先に帯を合わせ
帯揚げ帯締めのコーディネートを考えるのが
楽しい時間です!
帯締めをアクセントにするか
それとも帯揚げに色を差したら
帯締めの色は引く。などなど
無限にコーディネートの数があります。
帯揚げ帯〆を共色にするのもいいけど
同系色で合わせると調和が生まれ
補色にするとインパクトを与えます。
どちらかにポイントを置くなど
着姿を想像しながら、
とっかえひっかえ~!
コーディネートが難しいなっと思ったら
着物や帯に入っている色を使ってみて。
小物はお手頃なので沢山もっておくと
色の世界が広がりますよ。
色の足し算引き算は
コーディネートの醍醐味。
配色で個性が出るし自由に遊べます!
私の帯〆、はじめて数えてみたら
夏用も交じってますが50本程ありました。
「柾木良子の京都で着物らいふ」より
2025年02月08日
「KYOTOZINE(キョウトジン) 第2号」
大垣書店出版

特集「教えて! My だし巻き」ページで

蕎麦 北山権兵衛さんのだし巻き玉子焼きを
ご紹介いたしました。